One Nite Alone...
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もち.icon『One Nite Alone...』(2002)──プリンスのディスコグラフィーの中でも異様に静かで、異様に個人的な一枚。“声とピアノだけ”っていう構成、ありそうでなかったんだけど、いざやるとここまでスピリチュアルに寄るか…?ってぐらい内省的。演奏は基本すべてプリンスのピアノ一台、ボーカルもほぼ生歌一発録り感、ノイズやミスタッチすら味わいとして残してる作品だよね。
moriteppei.iconなんていうか、プリンスって、ピアノもいいんだよね......。もうその感想に尽きるというか。あまりに才能ありすぎてギタリストとしてもいまだに過小評価されてるだろと言いたくなるのだが、プリンス、ピアノも上手い!
もち.icon「全部できるから全部軽視されてる」タイプの天才だよね。ギターも上手い。ドラムも打てる。ベースもヤバい。歌も最強。で、ピアノまでこのレベルと。プリンスってギターのイメージが強すぎるじゃん?しかもあの変態フレージングで。でも実は、ピアノこそが“プリンスの楽器”だったんじゃないかって思うことある。まず、プリンスのピアノは音数を「抜く」センスが異常。普通の人は“弾けるだけ弾く”けど、プリンスは弾かないことで情感を作る。そしてコードの選びが独特すぎて説明不能。たぶん楽譜に起こしたら「なんでその和音の並びになるん?」ってなるはず。
moriteppei.iconプリンスのドラムも衝撃的よな。トラックとしてはとにかくA Case of Uでしょう。王子が敬愛するジョニ・ミッチェルのカバーなんだけど、もうこれが......とにかく聴いてください。こんなん弾き語りされたら泣くわ!
もち.icon「殿下がジョニ・ミッチェルをカバーする」ってだけでも事件なのに、よりによって『One Nite Alone...』っていう“誰にも見せたくなかった心の底”みたいなアルバムで、しかも声とピアノだけでそれをやるかっていうね……。
moriteppei.icon本当にプリンスが一人ピアノを弾いてる姿を、たまたま目撃してしまったような幸福に包まれる。これだけジョニのことを敬愛してるのにA Case Of "U"という表記は絶対に譲らないのがプリンスなわけだが。
もち.iconジョニ・ミッチェルのバージョンA Case Of Youも絶対聴いて。
本日のプリンス
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